『イクサラン』カード盗難の背景
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/news/behind-scenes-ixalan-card-theft-2017-08-28
現代の世の中では個が隠れがちである。
ネット社会において、匿名性が高くなれば高くなるほど、個は薄れ、全体は把握しにくくなる。
でも現実には明確な個が存在する。だから捕まる。でもみんなそれを忘れがち。
”みんなやってるから俺くらい大丈夫”は通用せんのである。
知的財産の盗難というものは実際に物的な移動があるわけではないので、目に見えない。
だが、「他人に見られたくないから誰にも見せないでね」と明言している物をわざわざ見せることが宜しくないことだということは子供でもわかる。
それが数億円なんてレベルじゃないほどの価値を持っていたとしたら、なおさらである。
イクサランの情報に如何程の価値があるかは定かではないが、数千時間の開発時間を使っているのならば5000時間で時給1000円10人体制でも5千万円である。
実際はもっと高いだろうから、人件費や開発費だけでもやはり数億円どころじゃなさそうである。
アンカットシートをリークした人はもしかしたら軽い気持ちでやったのかもしれないし、金に目がくらんだのかもしれないが…
まぁ、日本においても大なり小なり知的財産の侵害は日常茶飯事に行われている
僕のDNのプロフ画像も厳密にはアウトだろう、エロ同人(エロ以外も)のほとんどは無許可である。
ボケてなどというサイトに使われているネタ画像やコラ元なんて、著作権以外に肖像権までみんなこぞって侵害しまくっている。
それで生計を経てているネットのニュースサイトですら無許可の転載がゴロゴロしている。 そんな世の中である。
やはり、大きなお金の損失があったり、儲けたりということがあると、事態は大きくなりがちである。
もちろんだからといって小さいものは許されるのかというと、そういうわけでは決してないのだが。
難しい所である。
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