お詫び
2017年2月6日 Magic: The Gathering コメント (3)2/5に出たイエサブの大会で、僕が外出ておにぎり食ってた間にジャッジングに不備があったようで揉めてたようです。
んで、何があったのか聞いてみたら、合体した「悪夢の声、ブリセラ」が場に出ていた状態で、相手側が歩行バリスタを唱えようとして云々
という問題でした。
詳しいことは忘れましたが、その話を聞いた時、僕は自信満々に
「あー、マナコストにXを含むカードは点数でみたマナコストは0ですから唱えられないっすね~」みたいなことを言ってましたが
唱えられます!
ほんますみません。
正確には、Xが2以上、つまり4マナ以上払えば唱えられます。
呪文は唱える際、唱えることを宣言してからマナコストの支払いを決定します。コストにXを含む場合、Xはスタック上にある間のみ選択した値になり、その他の領域では常に0として扱います。
なのでその部分のみを覚えていた僕は勘違いして「唱えてからマナコスト決めるんやから、XXのカードの点数でみたマナコストは0やから唱えられんやろー」と勘違いしました。
しかし、かなーーり細かい話になるのですが、以下で詳しい説明をします。
以下は公式のルール引用
うん、ちょっとわかりにくいですね。
MTGwikiにわかりやすいまとめがあったので引用します(こちらを根拠にはしないでください、あくまで有志のまとめです)
え? まだわかりにくい?
つまりですね、ものすごーく簡単にまとめると。
・A君が呪文を唱えることを宣言する→歩行バリスタに支払うXを選択する。→X1を選択する→呪文は不適となり巻き戻す。
A君が呪文を唱えることを宣言する→歩行バリスタに支払うXを選択する。→X2を選択する→点数でみたマナコスト3以下の呪文ではないので呪文を唱えることは適正
そう、呪文を唱えることが適正かどうかを見るタイミングは、唱えることを宣言して支払うコストを選択した後なんですね。(僕はこれが唱えることを宣言する前に適正かどうかを見るのだと勘違いしてました
なので、マナコストを支払う段階ではまだ、呪文が不適か適正かのチェックはないわけです。
なのでXが含まれる呪文の場合、今回のケースですとXと他のマナコストを合わせた点数で見たマナコストが4以上になるようにXを選択すれば呪文は唱えられるというわけです。
すみませんでした。
んで、何があったのか聞いてみたら、合体した「悪夢の声、ブリセラ」が場に出ていた状態で、相手側が歩行バリスタを唱えようとして云々
という問題でした。
詳しいことは忘れましたが、その話を聞いた時、僕は自信満々に
「あー、マナコストにXを含むカードは点数でみたマナコストは0ですから唱えられないっすね~」みたいなことを言ってましたが
唱えられます!
ほんますみません。
正確には、Xが2以上、つまり4マナ以上払えば唱えられます。
呪文は唱える際、唱えることを宣言してからマナコストの支払いを決定します。コストにXを含む場合、Xはスタック上にある間のみ選択した値になり、その他の領域では常に0として扱います。
なのでその部分のみを覚えていた僕は勘違いして「唱えてからマナコスト決めるんやから、XXのカードの点数でみたマナコストは0やから唱えられんやろー」と勘違いしました。
しかし、かなーーり細かい話になるのですが、以下で詳しい説明をします。
以下は公式のルール引用
601.2 呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、それを現在ある場所(通常は手札)から取り、スタックに積み、コストを支払うことである。呪文を唱える、という中には、その呪文を示す(rule 601.2a-d)ことと、コストの決定と支払い(rule 601.2f-h)が含まれる。呪文を唱えることは、以下の手順を踏む。その呪文を示している間に決定される情報に基づいて唱えられなくする効果(そのような効果はrule 601.2eに示すチェックの際に考慮される)以外に、その呪文を適正に唱えられなくするものがあるなら、この手順を始めることはできない(rule 601.3 参照)。。呪文を唱える途中のどこかの時点でプレイヤーが手順を完了できなくなったら、その呪文を唱えることは不正である。ゲームはその呪文が示される直前の瞬間まで巻き戻される(rule 720〔不正な処理の扱い〕参照)。
601.2a 呪文を唱えることを示す場合、プレイヤーはまずそのカード(あるいはそのカードのコピー)を元の領域からスタックへと動かす。それはスタックの一番上にあるオブジェクトとなる。これはそのカード(あるいはそのカードのコピー)のすべての特性を持ち、そのプレイヤーがそのコントローラーとなる。呪文は、打ち消されるか解決されるか、あるいは効果によって他の領域に動かされるまでスタックにとどまる。
601.2b 呪文がモードを持つ場合、プレイヤーはモードの選択を宣言する(rule 700.2 参照)。プレイヤーがその呪文に他のカードを連繋(rule 702.46 参照)したい場合、そのカードを手札から公開する。その呪文が、バイバックやキッカーと言った、代替コストや追加コスト(rule 117.8、rule 117.9 参照)を持っている場合、プレイヤーはそのコストのうちどれを払うかを宣言する(rule 601.2f 参照)。単一の呪文に対し、複数の代替法で唱えたり、あるいは代替コストを支払ったりすることはできない。その呪文が、唱える間に支払う可変のコスト(マナ・コストに含まれる{X}など。rule 107.3 参照)を持つ場合、プレイヤーはその値を宣言する。その数字が、そのプレイヤーが後でその呪文の宣言中あるいは解決中に行なう選択によってその呪文の文章中で定義されている場合、プレイヤーはその選択をこの時点で行なう。その呪文を唱える間に支払う コストに混成マナ・シンボルが含まれている場合、プレイヤーは混成でないマナでどう支払うかを宣言する。その呪文を唱える間に支払う コストにファイレクシア・マナが含まれている場合、プレイヤーはそれらの各シンボルごとに2点のライフを支払うかその色のマナを支払うかを宣言する。前段階での選択(墓地からフラッシュバックで呪文を唱えることを選んだ、変異つきクリーチャーを裏向きに唱えることを選んだなど)は、それ以降の選択を制約する。
601.2c プレイヤーは、その呪文の求める対象それぞれについて、適正なプレイヤー、オブジェクト、領域を選んで宣言する。代替コストや追加コスト(バイバック・コストやキッカー・コストなど)を支払ったとき、あるいは特定のモードを選んだときにのみ対象を必要とする呪文は、それ以外の場合には対象を必要としないものとして唱えられる。呪文が可変の数の対象を取る場合、プレイヤーは対象を宣言する前にいくつの対象を取るのかを宣言する。対象の数が、呪文の文章によって定められていることがある。呪文の定める対象の数が決定されたら、その対象の数を決定するために参照された情報が変わったとしても、その数は変わらない。同じ「target」の語で示される中で(日本語版では、「[性質]N個」」「[性質]N個または[別の性質]M個」としてまとめられている中で)、同じ対象を複数回選ぶことはできない。複数の対象群がある場合、同一のプレイヤー、オブジェクト、あるいは領域を(条件を満たしているなら)それぞれで1回ずつ対象に取ることができる。あるオブジェクトやプレイヤーが対象として選ばれなければならないという効果がある場合、対象を選ぶプレイヤーは、オブジェクトやプレイヤーを対象にできないとするルールや効果に反しない限りにおいて最大の数のその種の効果に従うように対象を選ぶ。選ばれたプレイヤー、オブジェクト、領域はその呪文の対象となる。(それらが呪文の対象となったときに誘発する能力はこの時点で誘発する。この呪文が唱えられ終わるまで、その能力はスタックには積まれない。)
601.2d 呪文によって、プレイヤーが1つ以上の対象を含む複数のオブジェクトやプレイヤーに効果(ダメージやカウンターなど)を分配したり割り振って置いたりするとき、プレイヤーはどう分配するかを宣言する。その各個の対象に、最低限(ダメージやカウンターなどを)1つは分配しなければならない。
601.2e ゲームはその示された呪文が適正に唱えられるかどうかを見る。示された呪文が不正だった場合、ゲームはその呪文を唱えることが示される直前の瞬間に戻る(rule 720〔不正な処理の扱い〕参照)。
601.2f プレイヤーはその呪文の総コストを決定する。通常、そのマナ・コストだけである。追加コストや代替コストを持つ呪文や、支払うべきコストを増減させる効果、あるいは他の代替コストを使えるようにする効果も存在する。コストには、マナの支払い、パーマネントのタップ、パーマネントの生け贄、手札のカードを捨てる、などが含まれる。総コストとは、マナ・コストまたは代替コスト(rule 601.2b で決定したもの)に、すべての追加コストやコストの増加分を加え、コストの減少分を引いたものである。複数のコスト減少が適用される場合、そのプレイヤーは任意の順番でそれらを適用する。コストの増減を計算した結果として総コストのマナ部分がなくなった場合、それは{0}として扱う。{0}未満に減少することはない。この計算後、総コストを直接変更する効果が適用され、総コストが「固定」される。この後で効果が総コストを変更しようとしても、何の効果もない。
601.2g 総コストの中にマナの支払いが含まれる場合、そのプレイヤーはマナ能力を起動する機会(rule 605〔マナ能力〕参照)を得る。マナ能力はコストを支払う前に起動する必要がある。
601.2h プレイヤーは全てのコストを任意の順に支払う。一部分だけ支払うことは許されない。支払うことのできないコストは支払えない。
601.2i rule 601.2a-h で示された手順が完了したら、その呪文が唱えられるに際してその呪文の特性を変更する効果が適用される。その後、その呪文は唱えられたことになる。呪文が唱えられたこと、あるいはスタックに積まれたことによる誘発型能力は、この時点で誘発する。その呪文のコントローラーがそれを唱える前に優先権を持っていた場合、そのプレイヤーは優先権を得る。
うん、ちょっとわかりにくいですね。
MTGwikiにわかりやすいまとめがあったので引用します(こちらを根拠にはしないでください、あくまで有志のまとめです)
定義
呪文を唱えるとは、やがて解決されてその効果が発生するよう、その呪文を現在ある場所(通常は手札)からスタックに置き、コストを支払うことを意味する。呪文を唱えるためには、以下の一連の手順を踏む必要がある(詳細はCR:601.2を参照)。手順を完了できない場合、それは不正な処理として巻き戻される。
①呪文を唱えることを宣言し、カードを元ある領域からスタックの一番上に乗せる。唱えることが適正かどうかについて、この時点では確認されない。
②その呪文がモードを持つ場合、そのモードの選択を宣言する。
③その呪文が代替コストや追加コストなどを持つ場合、どれを支払うのかを宣言する。マナ・コストにXを含んでいるなど可変のコストを持つ場合、その値を宣言する。混成マナ・シンボルやファイレクシア・マナ・シンボルを持つ場合、どのように支払うかを宣言する。
④対象の数を宣言したのち、対象を宣言する。
対象への割り振りがある場合は、それをどう割り振るかを宣言する。
⑤ここまでの宣言と、唱えられるタイミングに関するルールや唱えることを許可・禁止する効果を考慮し、呪文が適正に唱えられるかどうか判定する。不正であった場合は唱えることを宣言する直前まで巻き戻される。
⑥総コストが決定される。これ以降、総コストは固定される。
総コストにマナの支払いが含まれる場合、マナ能力を起動する機会を得る。
⑦すべてのコストを好きな順で支払う。
これらの手順を完了することで、呪文は唱えられたことになる。この条件で誘発する能力はその時点で誘発する。
つまりですね、ものすごーく簡単にまとめると。
・A君が呪文を唱えることを宣言する→歩行バリスタに支払うXを選択する。→X1を選択する→呪文は不適となり巻き戻す。
A君が呪文を唱えることを宣言する→歩行バリスタに支払うXを選択する。→X2を選択する→点数でみたマナコスト3以下の呪文ではないので呪文を唱えることは適正
そう、呪文を唱えることが適正かどうかを見るタイミングは、唱えることを宣言して支払うコストを選択した後なんですね。(僕はこれが唱えることを宣言する前に適正かどうかを見るのだと勘違いしてました
なので、マナコストを支払う段階ではまだ、呪文が不適か適正かのチェックはないわけです。
なのでXが含まれる呪文の場合、今回のケースですとXと他のマナコストを合わせた点数で見たマナコストが4以上になるようにXを選択すれば呪文は唱えられるというわけです。
すみませんでした。
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