※長いのでめんどくさい人は赤字だけ読めばいいです
なお、全て私の主観での内容ですので保証はしません
プロツアーイクサランのメタゲームブレイクダウンが公開されました
https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/pro-tour-ixalan-day-one-metagame-breakdown-2017-11-03
【追記】
日本公式も更新されたので貼っときます
http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/article/019878/
4cエネルギーをティムールエネルギーの派生と考えると、環境の62%がティムールエネルギーと赤単です
エネルギーデッキというくくりにすると50%程度がエネルギー
20%が赤単で残り30%を残りがちょっとずついる感じですね
それらは赤黒だったりマルドゥ機体だったり青黒コンだったりギフトだったり青白セカンドサンだったりトークンだったり
大切なのは、それら分散している勢力もそれぞれ充分に強いという点でしょうか
逆にいうとこれだけティムールEと赤単が採用されているのは、これだけ多様性のある環境で「丸い」デッキだからでしょう
特にティムールEは2番手であるラムナプレッドに有利を取れるので、人気ですね
ティムールEが怖いのは、Negateのおかげでコントロール相手でもそれなりに戦える点ですね
もちろんコントロール相手に弱いのですが、現在の環境ではコントロールがティムール以外に有利を取れないのでコントロール自体が厳しくてあまり使われないことがさらに調子に乗らせてます
今の環境は赤単とティムールEと青黒(白青)コンの3すくみだと言われていますが、はたしてそうでしょうか
結論からいうと綺麗な3すくみとは言えないと思います
それぞれが仮装有利相手に7割くらい勝てて仮想不利相手に3割くらいしか勝てないなら綺麗な3すくみといえるでしょうが、現実にはそうなっていません
まず、ティムールからみて、赤単はカモですが逆毛ハイドラやつむじ風が思うように引けなかったりハゾレトをなんとかできなければ普通に負けます
有利は有利ですが65:35くらいの有利かと
逆にコントロール相手はきついですが、白青は全除去が豊富でメインは厳しいものの、青黒は逆毛ハイドラが通ればそのまま押し切ってしまえたり、ならず者を通したりして1:1交換されても大丈夫な流れになれば意外といける時があります
サイド後の対策なども入れると不利とは言っても4:6くらいな不利です
赤単ですが、先述の通りティムールは厳しいですが、勝てなくはないです
現環境のトップメタになっていないのはひとえにトップにティムールEがいるからだけであり、単純な完成度で言えばかなり高いのでティムール以外には大体勝てます あとはブン回りムーブが常にあるので、それを引ければ初心者でも簡単に勝てます コントロール相手には明確に有利で、サイド後は相手が白で1T目領事の権限を貼られるとかなりきついですが、気を付けるのはそれくらいです
トークンは上記二つを食えるので最近躍り出ましたが、青白コンにめっぽう弱いです 青黒コンは単体除去だらけなので実は勝てますが、先手後手で難易度が変わります(打ち消しに間に合う合わないがあるので
ようするに、2大メタのティムールEとラムナプレッドがまず存在し、
それに勝つために色々なデッキが出てきているが、それでも依然その二つはそれぞれにまだ勝つことができるが、その二つの対策デッキはその二つ以外には弱いので全体でみるとあまり勝てていないという構図が出来上がっています
ある意味、トークンは現環境の正解ともいえると思います
2大メタに勝てるがカウンターに弱いこのデッキ、現状のメタ分布から言うとそれほどコントロールが流行っているとは言えないので大きい大会であればあるほど有利そうです
店舗大会レベルだと各々使いたいものを使いますし、そうもいかないでしょうけど…(実際、店舗レベルでみるとコントロール使いばかりな店もありますし、意外と店舗の戦いを勝ち抜くには大勢よりも店舗メタを読んだほうが話が早いかもしれません)
ティムールEは丸いですが、プレイングとサイドボーディングの差が明確にでるデッキでもあります
これで勝ち抜くためには熟練と、環境への理解が必要不可欠だと思います
以前、日本選手権でナベとあたりましたが、4cエネルギーのミラーマッチでした
世界中のプロからナベはすごいよって言われてますが、その理由がよくわかりました
同系のデッキを使ってるとは思えないくらい、ボコボコにされました
一方的にやられた、という意味ではなく、とにかくプレイングに差がありすぎました
例えるならばライフ残り1までは全て攻撃は通るけどそこから1点は絶対通らない、みたいな
思えば、僕がティムールを使わなくなったのはあの日以来だなぁ…
ナベ以外にもミラーでボコられましたからね、単純に僕が雑魚でした
ミラーゲームは運ゲーというのは確かにある程度ありますが、プレイングやサイドボーディングで5分5分を6分4分くらいにまで持ってくのは可能な話です
もし大きな大会で勝ち抜きたければ、メタゲームを読んでデッキを選択するのはもちろん重要なのですが、現在の環境は不利のつく相手でも勝率2割ってことがほとんどないので、どれだけ自分の使うデッキに精通しているか、が何よりも大きなポイントではないかな、と思うのでした
こちらも興味深かったので参考までに
公式記事【三すくみを崩す】
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/beyond-basics/20171102
なお、全て私の主観での内容ですので保証はしません
プロツアーイクサランのメタゲームブレイクダウンが公開されました
https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/pro-tour-ixalan-day-one-metagame-breakdown-2017-11-03
【追記】
日本公式も更新されたので貼っときます
http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/article/019878/
4cエネルギーをティムールエネルギーの派生と考えると、環境の62%がティムールエネルギーと赤単です
エネルギーデッキというくくりにすると50%程度がエネルギー
20%が赤単で残り30%を残りがちょっとずついる感じですね
それらは赤黒だったりマルドゥ機体だったり青黒コンだったりギフトだったり青白セカンドサンだったりトークンだったり
大切なのは、それら分散している勢力もそれぞれ充分に強いという点でしょうか
逆にいうとこれだけティムールEと赤単が採用されているのは、これだけ多様性のある環境で「丸い」デッキだからでしょう
特にティムールEは2番手であるラムナプレッドに有利を取れるので、人気ですね
ティムールEが怖いのは、Negateのおかげでコントロール相手でもそれなりに戦える点ですね
もちろんコントロール相手に弱いのですが、現在の環境ではコントロールがティムール以外に有利を取れないのでコントロール自体が厳しくてあまり使われないことがさらに調子に乗らせてます
今の環境は赤単とティムールEと青黒(白青)コンの3すくみだと言われていますが、はたしてそうでしょうか
結論からいうと綺麗な3すくみとは言えないと思います
それぞれが仮装有利相手に7割くらい勝てて仮想不利相手に3割くらいしか勝てないなら綺麗な3すくみといえるでしょうが、現実にはそうなっていません
まず、ティムールからみて、赤単はカモですが逆毛ハイドラやつむじ風が思うように引けなかったりハゾレトをなんとかできなければ普通に負けます
有利は有利ですが65:35くらいの有利かと
逆にコントロール相手はきついですが、白青は全除去が豊富でメインは厳しいものの、青黒は逆毛ハイドラが通ればそのまま押し切ってしまえたり、ならず者を通したりして1:1交換されても大丈夫な流れになれば意外といける時があります
サイド後の対策なども入れると不利とは言っても4:6くらいな不利です
赤単ですが、先述の通りティムールは厳しいですが、勝てなくはないです
現環境のトップメタになっていないのはひとえにトップにティムールEがいるからだけであり、単純な完成度で言えばかなり高いのでティムール以外には大体勝てます あとはブン回りムーブが常にあるので、それを引ければ初心者でも簡単に勝てます コントロール相手には明確に有利で、サイド後は相手が白で1T目領事の権限を貼られるとかなりきついですが、気を付けるのはそれくらいです
トークンは上記二つを食えるので最近躍り出ましたが、青白コンにめっぽう弱いです 青黒コンは単体除去だらけなので実は勝てますが、先手後手で難易度が変わります(打ち消しに間に合う合わないがあるので
ようするに、2大メタのティムールEとラムナプレッドがまず存在し、
それに勝つために色々なデッキが出てきているが、それでも依然その二つはそれぞれにまだ勝つことができるが、その二つの対策デッキはその二つ以外には弱いので全体でみるとあまり勝てていないという構図が出来上がっています
ある意味、トークンは現環境の正解ともいえると思います
2大メタに勝てるがカウンターに弱いこのデッキ、現状のメタ分布から言うとそれほどコントロールが流行っているとは言えないので大きい大会であればあるほど有利そうです
店舗大会レベルだと各々使いたいものを使いますし、そうもいかないでしょうけど…(実際、店舗レベルでみるとコントロール使いばかりな店もありますし、意外と店舗の戦いを勝ち抜くには大勢よりも店舗メタを読んだほうが話が早いかもしれません)
ティムールEは丸いですが、プレイングとサイドボーディングの差が明確にでるデッキでもあります
これで勝ち抜くためには熟練と、環境への理解が必要不可欠だと思います
以前、日本選手権でナベとあたりましたが、4cエネルギーのミラーマッチでした
世界中のプロからナベはすごいよって言われてますが、その理由がよくわかりました
同系のデッキを使ってるとは思えないくらい、ボコボコにされました
一方的にやられた、という意味ではなく、とにかくプレイングに差がありすぎました
例えるならばライフ残り1までは全て攻撃は通るけどそこから1点は絶対通らない、みたいな
思えば、僕がティムールを使わなくなったのはあの日以来だなぁ…
ナベ以外にもミラーでボコられましたからね、単純に僕が雑魚でした
ミラーゲームは運ゲーというのは確かにある程度ありますが、プレイングやサイドボーディングで5分5分を6分4分くらいにまで持ってくのは可能な話です
もし大きな大会で勝ち抜きたければ、メタゲームを読んでデッキを選択するのはもちろん重要なのですが、現在の環境は不利のつく相手でも勝率2割ってことがほとんどないので、どれだけ自分の使うデッキに精通しているか、が何よりも大きなポイントではないかな、と思うのでした
こちらも興味深かったので参考までに
公式記事【三すくみを崩す】
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/beyond-basics/20171102
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